次、行ってみよ〜!!

2013.03.25 Monday 17:00
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    2月24日。
    第4回 JIA・テスクチャレンジ設計コンペ
    『寒冷地で共有する住まいのかたち』の公開審査会がありました。

    一次審査は通過したのですが、
    公開プレゼンテーション後の二次審査で、あえなく落選してしまいました。
    悔しい反面、いい勉強といい経験になり、有意義な時間を過ごす事ができました。

    さて、どんな作品を発表したのかというと・・・





     

    こんなカンジの作品を発表しました。











    近年、都市の人口の多くは利便性の高い都心に集中しています。
    古くからの住宅地に住む人々の意識は「私有から共有へ」移り変りつつあります。
    そして、「つながり」に幸福を求める人が増えてきています。

    その様に感じ、まちを再活性化するデバイスとなるような空間を提案しました。







    これが空間概念です。

    平坦な土地が隆起しまし、そこにガラスの屋根を架けます。
    隆起した大地に横穴を空け、居住空間とします。
    その表面には、年月を経て、その土地の植物が定着します。

    植物に覆われることで、大地と一体となり、その存在感は消失し、

    周囲のさまざまな景観と調和することができるようになると考えました。









    空間概念から、建築化した状態がこれです。

    屋根も外壁も、防水層の上に砕石積とし、その土地の土を塗り込めます。
    年月を経て、さまざまな植物が密生し、大地と一体となります。

    土と水と植物によって、微気候が形成され、室内環境は一定に保たれます。
    澄んだ空気と適度な湿度と柔らかな温度で包み込んでくれます。










    ガラス屋根の下は、屋内とも屋外ともいえない共有のリビングのような空間で、

    住人の生活のほとんどがここで行われます。


    ガラスの屋根が開閉して、
    服を脱いだり着たりするように、共有空間の内部環境を調整します。


    ガラスの垂直面も開閉し、周囲の環境と緩やかに一体となります。

    整然と並ぶ住戸に対比して、
    ガラスの大屋根の共有空間は、無秩序でラフな空間です。

    そんな空間が、リラックスした場を生み、人々の交流を促します。

    ガラスの垂直面が開閉し、
    まちと緩やかにつながることにより境界が曖昧となり、まちと一体になります。









    これが、住戸の概念と構成です。

    要所を半透明なカーテンのレイヤで仕切ります。

    この仕切り方で、
    住戸内にもさまざまなシュチュエーションや共有空間との関係が生まれます。









    土間は、
    共有空間とつながるパブリックな空間で、レイヤでプライバシーが確保されます。

    半透明なレイヤである為、住戸内の雰囲気が共有空間と緩やかにつながります。


    フレキシブルな空間構成
    が、リラックスした交流の場をつくり出します。










    無秩序でラフな空間は、まちの人々との交流をも促します。

    また、さまざまな用途に汎用可能で、
    このような空間が点在する事で、まちにさまざまなネットワークが生まれます。

    境界が曖昧になり、公園や公共施設や一般住宅の庭ともつながり、
    自然と人と街が共生し、街は活気あるものになります。








    このような提案をしました。

    この作品は、コンペ以前から、まちと自然のあり方について思い描いていた案です。
    本コンペにおいては、その概念を具現化したいという想いで提案しました。
    そういった意味では、一次審査を通過しただけでも満足しています。

    しかし、
    改めて、入賞作品と私の作品を比較してみた時、
    従来の私のプレゼンテーション手法を見直すよい機会を与えてくれた気がしています。

    発想のプロセス、着眼点、概念・・・良いところ悪いところが浮彫りになってきました。

    今回の落選は、新しい自分探しのチャンスだと思えました!!

    これからも、どんなに歳をとっても、チャレンジし続けて生きたいと思います!!





    北海道札幌市の建築設計事務所
    一級建築士事務所 遠藤設計工房 のホームページはこちらまで






    Comment
    絵もうまくなきゃ一級建築士として活躍できないのねw
    けんさん上手ねぇ(*´ェ`*)ポッ
    グリーンがすごく温かみを感じるわ。
    • *midori*
    • 2013/03/25 6:02 PM
    そう言ってもらえると、嬉しいです^^v
    ありがとう!!

    最近は、CGでプレゼンする人がほとんどで、
    手描きは絶滅危惧種かもしれません^^;

    でも、手描きの方が、
    微妙なニュアンスが伝わりやすいと思ってやっています。
    • えんどう
    • 2013/03/27 9:49 AM








       
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